「悪徳」の定義づけしておきましょう
2012/05/16
悪徳事件、悪徳業者、悪徳詐欺…。もしかしたら人類が文明を築いて以降、どの時代にも「悪徳」という言葉は影を落としてきたのかも知れません。そして現代、その悪徳という言葉はさらに進化し、国民センターに寄せられる年間相談件数も年々上昇傾向にあります。そこでここでは、改めて「悪徳」とは一体何を持って言われるのか、という点について解説していきたいと思います。
悪徳の定義づけの目的
みなさんは悪徳~という言葉を聞いたこと、あるいは実際に悪徳と言われる商法・被害に遭ったことはありますか?このサイトを訪問してもらっているということは、少なくともそういった詐欺関連などいわゆる悪徳行為に関心がある方々だと思います。
ただ私が思うに、「悪徳」という言葉自体曖昧なものである上に、その様態は色々あり何かと不透明な印象を受けます。そこで改めて悪徳という言葉を問い直し、再確認した上で競馬予想詐欺について理解を深めていこうと思います。
悪徳の定義づけ
簡単に言えば、悪徳とは「ワザとやった」ということになります。例えば「不当とわかっていた」「客に不利益になることはわかっていた」といった感じです。もっと言えば「騙そうと思っておこなった」行為ですね。
もちろんこの他にも色々な概念で捉えることができますが、広く一般的に普遍的なイメージでいくとやはりこのような形になるでしょう。
しかし一般的に、その悪徳性を証明するのはかなり難しいと言われており、多くは過去の判例に従って判断されたり、裁判などで上手く伝えられないときには証拠不十分とされ、その悪徳性・悪質性は認められなかったということもあります。
つまり被害に遭った側(被害者側)はその「ワザとやった」ということを証明しなければならず、それに付随する証拠を提出しなければなりません。(→「見落としがちな立証責任―証拠は残すように」参照)
詐欺であると同時に、悪徳性・悪質性も証明しなければならない点において、やはり被害者側の負担はこういった事例では大きくなりそうですね。
すると悪徳競馬予想詐欺はどうなる?
話を競馬予想詐欺に移します。
では競馬予想詐欺の場合はどうなるのでしょうか。
「絶対当たる」「デキレースがある」。こういった言葉を多く掲載しているサイトは、悪質性が高いと言えるでしょう。あるはずのない架空のものに対して絶対と言い切り、なおかつそれでお金を取っていては、悪徳であること「ワザとやった」ことの可能性が高いと言えます。
また返金すると言っておきながら、それを会員ポイントで返却し、またレースに参加させるといった手法も、悪徳の観点から見ればほぼ黒に近いグレーゾーンだと思います。
色々な手口が増えている競馬予想詐欺。以上のことを踏まえて、それが悪徳と言えるかどうか、あるいは悪徳というだけの証拠があるか、そういったことを意識しながら競馬予想会社を利用するようにすれば、被害も最小限に抑えられると思います。
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